ホーロー製品の使い方と手入れ — Muurlaのマグを長く使うために
ホーローは、鉄などの金属の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けたものです。金属の丈夫さと、ガラスの衛生さを合わせ持った素材で、フィンランドでは古くから日用品に使われてきました。
丈夫な反面、苦手なこともあります。長く使っていただくために、押さえておきたい点をまとめました。
やってはいけないこと
- 電子レンジに入れる — 中身は金属です。火花が出て危険なうえ、器も傷みます
- 空焚き — 中身を入れずに火にかけると、急激な温度上昇でガラス質にひびが入ります
- 熱いまま急に冷やす — 熱い状態で水をかけると、温度差でガラス質が割れることがあります。冷めてから洗ってください
- 金属たわし・クレンザーでこする — 表面に細かい傷が付き、そこから汚れが入ります
なお直火にかけられるかどうかは製品によって違います。マグカップは基本的に不可です。商品ページに記載がない場合は、火にかけないでください。
焦げつき・茶渋の落とし方
ホーローは汚れが染み込みにくいので、たいていはぬるま湯と中性洗剤、やわらかいスポンジで落ちます。
落ちない場合は重曹です。水を張って重曹を大さじ1ほど入れ、弱火で10分ほど温めてから、冷めるまで置いておきます。焦げが浮いてくるので、あとはスポンジで。
漂白剤は使えますが、長時間の浸け置きは避けてください。
ふちの黒い部分について
ホーローのマグやボウルは、口の部分に黒いラインが入っているものが多くあります。これはデザインではなく、ホーローを掛けきれない部分に錆止めを施した跡です。
ここは金属がむき出しに近い状態なので、水気が残ると錆びることがあります。洗ったあとはよく拭いて乾かしてください。
欠けてしまったら
落としたりぶつけたりすると、ガラス質が欠けて下の金属が見えることがあります。食品を入れる用途では、その時点で使用をやめてください。錆びが進みますし、欠けた縁で口を切る恐れもあります。
ペン立てや小物入れとしてなら、まだ十分使えます。

