Fiskarsのはさみはなぜ切れるのか — 1649年から続くフィンランドの定番
Fiskars(フィスカース)は1649年、フィンランド南部のフィスカースという村で製鉄所として始まりました。現存する企業としては世界最古級で、370年以上の歴史があります。
いまの主力は刃物と園芸用品。オレンジ色の持ち手のはさみは1967年に登場して以来、世界中の家庭とオフィスで使われています。
なぜあのオレンジなのか
試作の段階で使ったプラスチックの色がたまたまオレンジだった、という話が伝わっています。社内投票で黒と競った結果オレンジが勝ち、そのまま定番色になりました。いまではFiskarsを示す色として商標登録されています。
切れ味の理由
はさみの切れ味は、刃の鋭さだけでは決まりません。2枚の刃がどれだけ正確に噛み合っているかが効いてきます。安いはさみが「途中で紙をかむ」のは、刃と刃の間に隙間ができているためです。
Fiskarsのはさみは支点のつくりがしっかりしていて、長く使っても噛み合わせが狂いにくい。持ち手の形も、力を入れやすいよう左右非対称に設計されています。
用途別の選び方
- 家庭・オフィスの汎用 — 21cm前後のスタンダード。紙も布も切れます
- クラフト・手芸 — 刃先の細いタイプ。細かい切り抜きに
- 子ども用 — 刃先が丸く、手の小さい子でも握れるサイズ。当店では12cmと8+17cmを扱っています
- ロータリーカッター — 布を直線で切るなら、はさみより速く正確です
お子さま用を選ぶとき
キッズ用は「刃が丸い」だけでなく、ばねが入っていて自動で開くものがあります。まだ握力が弱いお子さまは、はさみを開く動作が難しいので、こちらのほうが扱えます。
対象年齢と刃の長さは商品ページに記載していますので、使うお子さまに合わせてお選びください。
長持ちさせるには
紙用と布用は分けてください。紙は繊維に鉱物質が含まれていて、思っている以上に刃を摩耗させます。布用のはさみで紙を切ると、切れ味が落ちます。
粘着テープを切ったあとは、のりを拭き取ってください。放っておくと固まって動きが渋くなります。

