サルミアッキはどんな味なのか — 甘い・しょっぱい・苦いが同時に来る
「サルミアッキ どんな味」で検索して来られる方が多いので、正面から書きます。結論を先に言うと、甘い・しょっぱい・苦い・薬っぽい、が同時に来ます。日本のお菓子に近いものがなく、これが説明の難しいところです。
順番に何が来るか
口に入れてから飲み込むまでを分解すると、だいたいこうなります。
- 最初の数秒 — 甘い。ふつうのグミやキャンディと変わりません。
- そのあと — 塩気が立ち上がってきます。ここで「え?」となる方が多いところです。塩化アンモニウムによるもので、食塩のしょっぱさとは質が違い、舌に刺さる感じがあります。
- 中盤 — 苦みと、薬品のような香りが混ざります。「正露丸」「タイヤ」「ゴム」と例えられるのはこの段階です。
- 後半 — リコリス(甘草)の風味が残ります。八角やアニスに近い、独特の甘い香りです。
「まずい」と言われるのは主に2番と3番のせいです。逆に言うと、その山を越えると4番のリコリスの香りが残るので、慣れた人はここを味わっています。
何に例えられるか
実際によく聞く例えを並べます。どれも大げさではなく、素直な感想だと思います。
- 正露丸をなめている
- タイヤやゴムを口に入れたよう
- しょっぱい墨汁
- 咳止めシロップの濃いもの
もともと喉の薬として薬局で売られていたものが起源なので、「薬っぽい」という感想は的を射ています。
強さには幅がある
ひとくちにサルミアッキと言っても、商品によって強さがまったく違います。ここを知らずに一番強いものを引くと、それきりになってしまいます。
- 「サルミアッキ味」と書かれたもの — 風味だけを乗せたタイプ。塩化アンモニウムの量が控えめで、初めてでも食べられます。
- 通常のサルミアッキ — 標準。これが「あの味」です。
- スーパー サルミアッキ — 塩気と刺激が強いタイプ。フィンランド人でも「強い」と言います。
当店では19種類を扱っていて、強さの段階を別の記事に一覧でまとめています。
おいしいと感じるようになるのか
これはよく聞かれます。個人差はありますが、数回食べると印象が変わるという人は少なくありません。最初の「しょっぱい・苦い」に脳が身構えなくなると、リコリスの香りのほうが前に出てくるためだと思われます。フィンランドでは子どもから大人まで日常的に食べられていて、現地の人にとっては特別なものではありません。
ただし、全員が好きになるわけではありません。合わない人はずっと合いません。だからこそ、いきなり大袋を買わないことをおすすめしています。
まず試すなら
1箱400円ほどの小さいものから始めるのが安全です。当店では300円台から扱いがあります。
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