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フィンランドブログ

サルミアッキはどんな味なのか — 甘い・しょっぱい・苦いが同時に来る

by 赤坂良太 18 Aug 2026

「サルミアッキ どんな味」で検索して来られる方が多いので、正面から書きます。結論を先に言うと、甘い・しょっぱい・苦い・薬っぽい、が同時に来ます。日本のお菓子に近いものがなく、これが説明の難しいところです。

順番に何が来るか

口に入れてから飲み込むまでを分解すると、だいたいこうなります。

  1. 最初の数秒 — 甘い。ふつうのグミやキャンディと変わりません。
  2. そのあと — 塩気が立ち上がってきます。ここで「え?」となる方が多いところです。塩化アンモニウムによるもので、食塩のしょっぱさとは質が違い、舌に刺さる感じがあります。
  3. 中盤 — 苦みと、薬品のような香りが混ざります。「正露丸」「タイヤ」「ゴム」と例えられるのはこの段階です。
  4. 後半 — リコリス(甘草)の風味が残ります。八角やアニスに近い、独特の甘い香りです。

「まずい」と言われるのは主に2番と3番のせいです。逆に言うと、その山を越えると4番のリコリスの香りが残るので、慣れた人はここを味わっています。

何に例えられるか

実際によく聞く例えを並べます。どれも大げさではなく、素直な感想だと思います。

  • 正露丸をなめている
  • タイヤやゴムを口に入れたよう
  • しょっぱい墨汁
  • 咳止めシロップの濃いもの

もともと喉の薬として薬局で売られていたものが起源なので、「薬っぽい」という感想は的を射ています。

強さには幅がある

ひとくちにサルミアッキと言っても、商品によって強さがまったく違います。ここを知らずに一番強いものを引くと、それきりになってしまいます。

  • 「サルミアッキ味」と書かれたもの — 風味だけを乗せたタイプ。塩化アンモニウムの量が控えめで、初めてでも食べられます。
  • 通常のサルミアッキ — 標準。これが「あの味」です。
  • スーパー サルミアッキ — 塩気と刺激が強いタイプ。フィンランド人でも「強い」と言います。

当店では19種類を扱っていて、強さの段階を別の記事に一覧でまとめています。

おいしいと感じるようになるのか

これはよく聞かれます。個人差はありますが、数回食べると印象が変わるという人は少なくありません。最初の「しょっぱい・苦い」に脳が身構えなくなると、リコリスの香りのほうが前に出てくるためだと思われます。フィンランドでは子どもから大人まで日常的に食べられていて、現地の人にとっては特別なものではありません。

ただし、全員が好きになるわけではありません。合わない人はずっと合いません。だからこそ、いきなり大袋を買わないことをおすすめしています。

まず試すなら

1箱400円ほどの小さいものから始めるのが安全です。当店では300円台から扱いがあります。


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サルミアッキ 一覧を見る(19種類・300円〜)

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東京・成増でフィンランド直輸入のお店をやっています。ここではフィンランドに関する情報を発信していきます。
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